男性は4割、女性は約8割が「冷え性」に悩むと言われています。
冷え性になると…免疫が低下して風邪を引きやすくなる、代謝が落ちてダイエットを妨げてしまう、生理痛が深刻になるなど体に悪影響をおよぼしてしまいます。
ここでは、冷え性の原因とともに、今すぐにできる冷え性改善のための5ステップをご紹介します。
食事面で冷え性を改善
◇食べるだけで熱が発生する!?
実は食べるだけで私たちはカロリーを消費し、体を温めています。
「たくさん食べると眠くなる」のも、体が温まることの影響だと言えるでしょう。
「食事誘導性体熱産生(DIT)」と言われ、噛んだり、消化・吸収する過程で自動的に消費されるカロリーです。
◇DITを利用して体温を上げるコツ
DITが一番高いのが午前中ですし、朝食を食べることで自律神経バランスも整うので、簡単でも良いので朝食は抜かずに食べたいところです。
さらに!基礎代謝・活動代謝と同じように、DIT代謝もあげることができます。
その第一歩がきちんと3食を栄養バランスよく食べること、よく噛んで食べること、栄養素を見極めることです。
◇具体的な体を温める食材
たんぱく質であれば含有カロリーの30%、糖質では20%、脂質では10%がDITで自動的に消費されます。
現代人はたんぱく質が不足しがちと言われていますが、たんぱく質を不足なく摂ることで、DITを高めるとともに、消費効率も良いので太りにくい食事が叶いますよ。
体を温める白湯など温かい飲み物・根菜類・冬が旬の食べ物なども積極的に取り入れてみましょう。
ライフスタイルの見直しによる改善
◇ストレスをため込まない工夫
ストレスは交感神経を優位にし、自律神経バランスを乱します。
たとえば更年期を迎える女性が冷え性に悩まされやすくなるのも、自律神経バランスの乱れからくる、ホルモンバランス乱れが原因の1つです。
◇タバコ習慣はほどほどに
ニコチンは血管を収縮させ、血の流れを妨げます。
温かい血液が全身を循環しにくくなるため、体温をさげ代謝を下げます。
◇規則正しいライフスタイルを身につけよう
睡眠不足や夜型の生活、夜遅くの夜食習慣など、心と体の負担となりストレスを与えてしまいます。
出来る限り規則正しいライフスタイルを心がけていきたいですね。
入浴の方法で冷え性を改善
お湯の温度は高すぎると湯冷めの原因に…!
38度〜40度のお湯の全身浴を5分行い、できるだけ体の内側から温めましょう。
週に1~2回は全身浴の時間を設け、どうしても時間のない時には足湯だけででも全身が温かくなりますよ。
半身浴がダイエットに良いと言われていますが、冷え性改善のためにはオーソドックスな全身浴の方が向きます。
洋服の工夫による冷え性改善
◇【推奨】体を温める服装
- その1:お腹周りをポカポカに
交感神経の緊張がゆるんで、血行が良くなります。
状況に合わせた適切な服装ができると理想的です。 - その2:吸湿性のよい下着
冬場は冷気が直接肌に触れるのを防いでくれますし、体温をキープにも役立ちます。
◇【要注意】体を冷やす服装
- その1:厚着
体が冷えるからと厚着をしてしまうと、かえって汗をかいて気化熱で体を冷やしてしまうことも…。 - その2:着圧の強い洋服
ジーンズ・ストッキング・靴下など体を締め付けるお洋服は血行を悪くし、冷えの元になります。
エアコンや暖房の普及で洋服の調整が難しいところですが、夏場は薄手のカーディガンやストールを用意しておく、冬場はレッグウォーマーやひざ掛けで体温を調整していくなど、上手に対応していきましょう。
運動面で冷え性を改善
血液の流れを良くするには、体を動かすことです。
一駅歩いて帰る、なるべく階段を使うなど、日常生活の中で活動量を増やすことからはじめてみましょう。
仕事の合間にストレッチをして筋肉が凝り固まらないようにフォローしてあげるのも効果的です。
【こんな対策欲しかった!】エステで体質改善・温活という手も
「冷え解消が大切って分かっていても、運動習慣はなかなか身につかないし…」
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体の深部からあたため、リラックスしながら温活、代謝の高い体つくりができると話題になっています!
※口コミは、あくまでも個人の感想であり、個人差があります。
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